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ネットでも手に入るラシミールクリーム

2019年12月07日

ラミシールクリームは、有効成分のテルビナフィン塩酸塩を含んだ外用薬です。
テルビナフィン塩酸塩は、皮膚糸状菌などによる真菌症による皮膚の病気を治療することができるものです。
その働きとしては皮膚に浸透したテルビナフィン塩酸塩が真菌細胞内のスクアレンエポキシダーゼを選択的に阻害するというもので、これによりスクアレンの蓄積並びにエルゴステロール含量の低下をもたらし抗真菌作用を示すものです。
真菌細胞が増殖するためにはエルゴステロールが必要であるため、エルゴステロールの含有量はすなわち真菌細胞の成長を阻害することで、これによって増殖を防ぎ皮膚細胞の代謝速度よりも真菌細胞の代謝速度が下回れば真菌を皮膚から排除することができます。

テルビナフィン塩酸塩の特徴としては1日に1回の使用でよいことですが、抗真菌薬の内服薬に見られる肝機能への副作用があるので注意が必要です。
一方でラミシールクリームは内服薬と異なり治療目的とする患部に塗布するので副作用も少なく効果的に真菌症の治療が行えます。

ラミシールクリームが使われる病気としては水虫などの白癬菌を原因とするものや皮膚カンジダなどの治療に使われています。
ラミシールクリームの場合にはテルビナフィン塩酸塩の配合量は1%のものが一般的で病院で処方されます。
一方でテルビナフィン塩酸塩を含んだ市販薬も販売されています。

テルビナフィン塩酸塩が含まれたものには「ラミシールAT」があり、その他にも「タムシール」「メンソレータムエクシブ」「ダマリングランデ」などが知られます。
いずれも配合量は1%で病院で処方されるラミシールクリームと変わりありませんが、市販薬にはサラサラとする成分にしたり香りを付けているといった違いなどがあり、特に足に出来る水虫には同時に足の臭いを抑えるといったことに配慮したものもあります。

国内の市販薬として販売されているのでドラッグストアなどの通販サイトで手に入れることもできますし、海外から個人輸入でも購入することができます。

ラミシールクリームの正しい使用方法

ラミシールクリームは正しく使用すれば皮膚表面にあらわれている真菌症の症状を完治させることが出来る薬です。
正しい使い方としては患部を清潔にすることで、また可能な限り乾燥させることもポイントです。
水虫を含めた真菌の多くは高温多湿の状態になると増殖しやすく乾燥を嫌うものです。
水虫が夏場にかゆみなどの不快症状が出る理由は、このことが影響しており夏場でも患部が高温多湿になることを防ぎ乾燥した状態にすることで不快症状を抑えることができます。

一方で剥離した皮膚にも真菌が含まれており、これらが感染していない部位に付着して再感染を起こすことがあります。
実際に水虫に感染する原因はこの剥離した皮膚に存在する真菌によるものであり、これら再感染を防ぐためにも患部は清潔にすることが大事です。
真菌といっても強い感染力があるわけではなく皮膚に付着しても一定の時間が経過しなければ増殖することはありませんから、感染しやすそうなところを清潔にすることで感染を防ぐことができます。

しかし、一度感染してしまっていると、これを身体の免疫機能で排除することはできません。
理由としては真菌の代謝速度が皮膚の代謝速度を上回っているためです。
このためラミシールクリームなど抗真菌薬を使って真菌の代謝速度を下げる必要があります。
ラミシールクリームは継続治療が完治するためのポイントで、皮膚の症状が収まったからといって中止してはいけません。
また患部だけに塗るのではなくその周囲まで広く浅く塗ることで周囲に付着している真菌を殺菌することで再発するのを防ぐことができます。
症状が治まるまでに2ヶ月程度と言われていますが継続治療としては2ヶ月程度はラミシールクリームを塗り続けることで、完全に真菌を皮膚から排除することができます。