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足だけにとどまらない水虫の種類

2019年08月30日
水虫の足裏

水虫と言えば、まず最初の連想するのが足の指の水虫でしょうか。
水虫に効くとされる薬のテレビコマーシャルでも靴の中で足がかゆくてムズムズしてる人が登場してますので、多くの人は水虫は足に多く潜んでると思ってます。
たしかに、ムレやすく湿気が多くて不衛生な場所として靴の中が水虫にとって最適な条件として納得できます。

水虫という一つの呼び方でまとめてますが、いくつか種類があります。
趾間型と爪白癬がほとんどを指します。
これは足だけでなく手にも起こりうる症状で、手白癬という名です。
頭皮が円形脱毛症になる場合、頭部白癬という症状も考えられます。
ペットの抜け毛も頭部白癬かもしれません。

男性に見られる頑癬(簡単な言葉でいんきんたむしとも呼ばれます)。
こちらは治療が面倒です。
睾丸と太ももの間の隙間に感染したら痛みとかゆみで落ち着いた生活ができなくなります。
有名な水虫はこれくらいでしょうか。

高齢者に多く見られるもので、踵の皮膚がカサカサして硬くなり、ひび割れてくる症状も水虫の一種です。
角質増殖型と呼びます。
こちらはさほどの自覚症状はなく、女性ではストッキングが伝線しやすいという程度の苦労です。
カサカサが乾燥肌であると勘違いしたまま治療せずに、入浴時に軽石でこすり落として済ましてしまってる人が多いです。

爪白癬は見た目ですぐわかります。
爪が乳白色に濁ってたり、黄色っぽくて分厚い爪になってることが多いです。
見た目以外では自覚症状がなく、爪の色に無頓着な人は自分が水虫であることに気付いてなく、治療せずに放置されやすいです。

自覚症状ですぐにわかるのが趾間型の水虫です。
足の指の皮膚がとにかくかゆくなります。
足の指の皮膚は薄くてデリケートです。
ここがかゆくて反対の足でこすってかゆみを止めようとすると皮膚が傷ついてその傷に菌が入り込みさらに深い位置まで感染して広げてしまうので手に負えません。
自分ひとりで二次感染を作ってしまう非常に苦労する症状です。

感染しない種類の水虫もありますよ。
くるぶしや偏平足の位置に水泡ができるタイプです。
かゆみはありますが白癬菌ではないので水泡が破れても感染しません。
いくつか種類を挙げましたが、自覚症状があるものと無いもの、治療しづらい部位のもの、感染しないものなど、たくさんあるのです。

間違えやすい水虫の症状は?

手の平や足の裏にできる湿疹は水泡や皮向けの症状が見られますが、これらは汗疱状湿疹かもしれません。
また、足の裏やかかとの皮膚が硬化してひび割れてるのも乾燥が原因の場合もあります。
一般的に「水虫」と言えば「かゆみ」とすぐ連想されてしまうので、かゆみが無いと水虫ではないと思い込みがちです。
水泡や赤みだけですと薬局で購入する塗り薬で自己治療する人が多いです。

乾燥していて白癬菌がいない皮膚にも、白癬菌に対するアレルギー反応を起こし赤いブツブツができることがあります。
二次感染というほどではないのですが、詳しく知らない人にとっては皮膚異常を起こしてるわけですから気になる症状ではあります。
自覚症状が無いと放置されやすい角質増殖型などは乾燥を防ぐクリームを塗布してみて数日過ごし、症状が悪化したり改善が見られないときは皮膚科で検査をしてみましょう。
放置するとアレルギー反応が出て患部を広げることになったり、他人への感染を止められません。

家庭内でうさぎや猫などのペットを飼っていて毛に潜んでるダニによって飼い主の手足にブツブツが出ることがあります。
激しいかゆみのため、ステロイドを塗布して治療するのが主たる方法で、ダニが原因なのか水虫が原因なのかは皮膚科で検査することでわかります。
水虫検査は恥ずかしい気持ちがありますし、とくに若い看護師がいると治療のための通院もしづらいとでしょうが、悪化させると普通の治療では済みません。
足の裏の水泡が悪化して皮膚がドロドロに剥がれることもあり、早めの治療が必要になります。
かゆみや痛みがあることはもちろんのこと、皮膚の色が赤かったり爪が白っぽいなどあれば自己判断せずに医師に相談が必要です。